奈良の宝生山上芸術の森の帰りに立ち寄った室生寺です。
女人禁制だった高野山に対し、女性の参拝も許されていたことから、女人高野山と呼ばれていた
そうです。
五重の塔がありますが、木造の五重塔で屋外にあるもののなかでは、日本最小です。
親しみやすい雰囲気でした。
造りをよく見てみると、細かく計算され、複雑に組んであるのがよくわかります。
古い建築物を見るといつも思うのですが、鉄筋やコンクリートのない時代によく造れたなーと感心します。
しかもシンプルで複雑、大胆で繊細、地味なのに派手・・。
きっと現代の建築に役立つ情報が沢山紛れ込んでいるんでしょうねー
カットも、クラシックなカットには現代のカットに生かされている部分が紛れ込んでいます。
みなさんも、機会があれば、お寺や、神社の建築物の隅々まで観察してみてください。